風流堂(松江市)
茶の湯文化が根付く、島根県松江市。
大名茶人として知られる松平不昧公が茶の湯文化を浸透させたのが始まりとされているそう。
京都・金沢と並び、日本三大菓子処ともいわれ、その松江で創業133年という長い歴史をもつのが和菓子店「風流堂」です。
今回は、老舗和菓子屋が新たに作り始めた、フルーツ大福「ふるる菓(ふるるか)」を紹介します!
ふるる菓
「ふるる菓」は、“和菓子に親しんでもらうきっかけ作りに”と、今年1月から販売が開始されました。
いちご、イチジクなど地元農家から仕入れた季節ごとに変わる旬のフルーツを職人が1つ1つ丁寧に包んで仕上げています。
毎月フルーツを変えて、いろいろ楽しんでもらえるように案内していきたいとのこと。
抹茶いちご
鮮やかな抹茶で包まれた大福です。さっそくいただきます!
鼻から抜ける上品な抹茶の香りと心地よい苦みがあって、抹茶好きの人にはたまらない!
中のいちごは、甘さと酸味のバランスが良い。濃厚な抹茶と爽やかないちごの相性バツグンです!
使用されているいちごは、島根県内最大の産地安来市で栽培され、美味しまね認証を獲得した「よつぼし」。
抹茶は、松江市の老舗茶舗の香り高い抹茶を使用。さらに、お餅は、お米の世界で西の横綱と言われる仁多米の餅粉。
素材1つ1つにこだわっています。
塩トマト大福
続いていただいたのは、
ちょっと珍しい!?「塩トマト大福」
餡の甘みとトマトの濃厚な香りと甘み、そして、ちょっと塩。
あまじょっぱさがやみつきになる味。
おわりに
伝統を大切にして和菓子を作り続ける「風流堂」が新たに挑戦した、フルーツ大福「ふるる菓」。
今後は、シャインマスカット、ゴールデンパールメロン(島根の品種)など季節ごとのフルーツ大福を楽しめるそう。
「ふるる菓」で四季を味わっていきませんか?
お店情報
風流堂
住所:島根県松江市矢田町250-50
電話:0852-21-2344
FAX: 0852-23-2344
《HP》