明治30年に開業した銭湯をリノベしたレトロカフェ。当時の浴槽が残るノスタルジックな空間|岡山県津山市

こんにちは、りんです!
先日、岡山県津山市に日帰り旅行に行ってきました!
鳥取市から車でわずか1時間半と、思っていたよりも気軽に訪れることができましたよ♪
今回は津山市で出会った、レトロな雰囲気が可愛いコーヒースタンドをご紹介します。

目次

コーヒースタンド 福寿湯(ふくじゅゆ)

お店があるのは、津山城の東に位置する「城東地区」。この地域は「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されていて、城下町の風情が色濃く残る場所です。
実はこの建物、1897年(明治30年)に銭湯としてオープンして、70年前までは実際にお風呂屋さんだったんです!
その後は倉庫として使われていた建物を、店長の廣戸さんが自らリノベして、2015年にコーヒースタンドをオープン。

お店の一番上の「福寿湯」の看板は、当時の右横書きの看板を復元したものが使われていて、昔ながらの雰囲気がいっぱいで、レトロ好きにはたまらない場所ですよ!

浴槽のあるカフェ店内

中に入ると、なんとも不思議な空間が広がっています!
なんと、お店の中にお風呂があるんです!
当時のお風呂が復元されていて、かつては真ん中に壁があり男女が別れてこのお風呂に入っていたとか。

また、壁には畳の下から見つかったという、当時の新聞や映画のポスターがそのまま使用されていました!

メニュー

コーヒースタンドということで、コーヒーメニューが充実してます!
注文を受けてから豆を挽いて丁寧にドリップしてくれるので、香りも格別♪

コイ焼き 400円

ケロリンのカップにはストローとおしぼりが入っていました。

今回は人気メニューの「コイ焼き」を注文してみました。
津山は、海がないことから鯛より鯉の方が馴染み深いため、鯉の形をした「コイ焼き」になったのだとか。

ちなみに、コイ焼きの型は店長が自らデザインして
オーダーメイドされたそうです。

中身はあんことカスタードから選べ、私はカスタードを選びました。
甘さ控えめでとても美味しかったです!
生地も外はサクッと中はしっとりしており、これは米粉を使っているからだそうです。

キャラメルコーヒー(アイス) 600円

ドリンクは「キャラメルコーヒー」を注文。
こちらは廣戸さんがキャラメルソースでお風呂マークを描いて提供してくれました。
甘さは控えめでさっぱりとした味わい。シロップで自分好みに甘さを調節できるのも嬉しいポイントです。

店長 廣戸達哉(ひろどたつや)さん

お店を営むのは、元和菓子職人の廣戸達哉さん。津山市の有名な和菓子店「くらや」で修行されていたそうです。

廣戸さんは、2015年に福寿湯をコーヒースタンドとしてオープンおじいちゃんとおばあちゃんが大好きで、何かあった時にすぐ駆けつけられるよう、二人の家の近くにお店を開いたとのこと。
将来的には、おじいちゃんや町の人が語ってくれた銭湯「福寿湯」に戻し、地域の方がふらっと集まれる場所にしたいと教えていただきました!

おわりに

銭湯のロッカーの蓋が飾られていました!

地域に愛される「コーヒースタンド福寿湯」は、津山市を訪れる際にはぜひ立ち寄っていただきたいスポットです!
懐かしさと新しさが調和する店内で、美味しいコーヒーを楽しんでみてください♪

お店の情報

コーヒースタンド福寿湯
住所: 岡山県津山市勝間田町5
営業時間:10:00~17:00
定休日:月曜日・その他不定休
電話番号: 090-7771-4985
駐車場:あり(詳しくはお店のInstagramのハイライトをご覧ください。)
<Instagram>

あわせて読みたい記事

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

社会人2年目!na-na編集部で奮闘中!
地元大好き!
山陰の素敵なところをたくさんの人にお伝えできるようにがんばります!!

目次