生花店と洋菓子店の異色のコラボ！日本一を受賞したパティシエが作る芸術的なケーキ｜出雲市

島根県出雲市にある、生花店と洋菓子店がコラボした珍しいお店をご紹介します！

Flower&Patisserie Grand Chainon

出雲市のイオンモール出雲のすぐそばにある「Flower&Patisserie Grand Chainon」。
生花店と洋菓子店がコラボした珍しいお店です。

フラワーショップとパティスリーが一体型になった店舗。

パティスリーでは、ただのケーキではなく、お花を飾ったケーキがたくさん並べられています！
キラキラ輝くショーケースに釘付けになってしまうほど美しい…！

「グラン」は「最高の」、「シェノン」は「幸せの連鎖」という意味。
「花とスイーツで最高の幸せを繋ぐ」という意味を込めて「Flower&Patisserie Grand Chainon」にしたんだそう。

お客様が花を見て癒され楽しみ、ケーキを食べて楽しみ癒される。
そんなお店にしたいと福間シェフは語ります。

ローズブラン（1300円）

こちらのケーキは「ローズブラン」。
福間シェフの親戚にあたる奥出雲薔薇園（大田市）の「さ姫」と「アップルロゼ」という食用のバラを使用したケーキです。

食べるのがもったいないくらい、華やかで美しい見た目です。
下はタルトになっていて、上はムースとバラのジュレ。

口に入れた瞬間、ローズの香りがふわっと香ってきます。
ふわふわ滑らかなムースと、ザクザクタルトの食感のコントラストが最高です。

福間シェフによると、少し酸味のあるジュレは、最後までさわやかに食べられるような工夫なんだそう。
食べた後も、バラの香りが残り続けるので、贅沢な気持ちになれるとお話してくださりました！
自分へのご褒美にぴったりですね。

日本一受賞経験をもつパティシエ

大田市の生花店で生まれ育ったパティシエの福間さん。
家が自営業ということもあり、自分で料理をする機会が多かったそうです。
いつしか料理好きになり、好きが高じて料理人を目指すようになったといいます。

料理の道に進む際、ご飯系かスイーツ系で悩んだそうですが、誕生日のケーキなど、お菓子は「孤独とは無縁の力」と思い、スイーツを目指すことにしたんだそう。

大阪の専門学校を卒業後、東京の有名ケーキ店「クリオロ」で、フランス人シェフのもと6年間修業。
世界大会の予選に挑戦されるような先輩の手伝いをするうちに、さらに好きになっていったそうです。

福間さん自身も仕事後や休日など自分の時間を削って練習し、23歳の時に日本最大級のコンテスト「ジャパンケーキショー」に初めて出品。
見事優勝しました！
別部門に出場した翌年も優勝。
2連覇という快挙を達成したのです！

その後、2022年に「Flower&Patisserie Grand Chainon」をオープンしたんだそう。
生花店で育ってきた福間さんだからこその、お花をいかしたスイーツ。
ただおいしいだけではなく、作り手のこれまでの人生や考え、思いが伝わるようなお菓子を作りたいという想いで、日々ケーキを作っておられるそうです。

ステキな想いがこもったご褒美ケーキで癒され楽しみませんか？