こんにちは、うがちゃんです。
今回は鳥取県江府町にある優しすぎる
ラーメン店に行ってきました~!
美宝堂
鳥取県江府町にあるラーメン店“美宝堂”。
JR江尾駅から車で1分ほどのところにあります。
周辺には戦国時代の山城・江美(えび)城という
城跡や水がきれいな日野川が流れています。
店内はテーブル席とカウンター席があり、
お昼時に伺うと
地元の方やランチ休憩のビジネスマン、
観光で来られた家族連れなどでにぎわっていました。
メニューは醤油・塩・味噌ラーメン、
ピリ辛ラーメン、ぎょうざなどがありました。
ラーメンはそれぞれ700円。中盛で750円。
中でも目を引いたのが
「1日10食限定!」と書かれた“江美城らーめん”
今回は「江美城らーめん」に決めた~!
「これも食べる?」
サービスがすごすぎ!
ラーメンを待っている間、
お店の雰囲気に浸っていると・・・
女性の店員さんが「これ食べてみる?」
とお漬物をサービスで勧めてくれました。
うがちゃん
「ありがとうございます!いただきます~!」
女性の店員さん
「それならご飯もあった方がいいか!
食べられる?どうぞ~!小鉢もね~」
うがちゃん「ありがとうございます~!」
お漬物とご飯の相性抜群でおいしい~。
ラーメンが来る前から盛りだくさんです笑
1日10食限定
江美城らーめん 700円
ラーメン運ばれてくると・・・!
ドーンッと真っ赤な有頭エビのインパクト!
スープは4種の塩をブレンドしたスープ。
あっさりしていて体に染み渡る~。
桜エビなども入っており、ラーメン全体に
海老の風味がふわっと広がります。
麺にもさっぱり程よい塩ベースのスープが
よく絡んでおり、茶碗1杯のご飯を食べた後
でしたが、ペロッと食べられました~!
海老はプリプリでもちろんおいしかったです♪
ちなみに…ラーメン食べている途中にも
「これもどうぞ!“こしあぶら”の天ぷら」
山菜のいい香りが広がっておいしかった~!
餃子(300円)は注文したのですが、
これまたジューシーでおいしかった。
サービス凄すぎ美宝堂
店主 川端一正さん
ラーメンを食べている途中にふら~っと
店内に現れた男性。
こちらの方、店主の川端一正さん。
とっても気さくにお話ししてくれました。
もともと『美宝堂』は骨董品などを扱う
古美術商のお店だったそうです。
14年前に近所にあった飲食店が閉店!
街に飲食店がなくなってしまい、
地元住民が困ったのを解決するために
川端さんが始めたのが今の“ラーメン店”。
また地域を盛り上げるために近くにある
“江美城跡”とかけた“江美城らーめん”を開発!
地元民にも観光客にも長年愛され続ける
ラーメン屋となりました!
ラーメンをいただいた後は…
食後のコーヒーまで出してくれました。
さらに裏山で川端さんが自ら養蜂している
はちみつを見せてくれたのですが、
「食べてみる?」とスプーンで
一杯すくって食べさせてくれました!
ふわっとはちみつのいい香りが広がり、
これが本当のはちみつ~!と感動しました。
ちなみに…
夏になると、店主が自ら釣ってきた
アユの塩焼きをまるまる一匹を!
秋には裏山で取ってきた松茸をたっぷり
使った松茸ご飯…!(高級なのに!?いいのか?
などをサービスで出してくれるそうです。
ラーメン1杯700円でこのサービス量凄すぎます。
地元の方の憩いの場
【コーヒー1杯10円~】
店主・川端さんが
「もうちょっと濃いインクで書き直さなきゃ~」
と手に取った瓶。
カウンター席においてある気になっていた
瓶でした。そこには・・・
うす~い字で『コーヒー1杯10円~』と。
早朝のラーメンの仕込み中は、地元の方の
憩いの場としてお店を開けているそうです。
コーヒーは1杯10円~。
瓶にお金を入れるシステムです。
「こんなに安くていいんですか!?」と
店主の川端さんに聞いてみると、
「インスタントで出してるからそんな
お金を取る必要ないでしょ~?
貪欲になんてなる必要ないんだ」
と笑いながら話してくれました。
おわりに
田舎のおばあちゃんの家に来たような
ホッとするお店でした。
ラーメン一杯頼むだけで…
「これ食べてみる?」と出してくれる
品の多さは、もう定食なんじゃないか…
いや、ラーメンのフルコースでした。
アユの塩焼きも…松茸ご飯も食べてみたいなぁ~
ラーメンのおいしさはもちろんなのですが、
店主・川端さんやお店のスタッフの方の
温かさに一度触れたらついつい美宝堂ファンに
なってしまうなぁ~!と感じました。
是非皆さんも一度お店に訪れてみては?
店舗情報
美宝堂
住所:鳥取県日野郡江府町江尾26-1
営業時間:9:30~14:30(喫茶のみ6:00~)
定休日:日曜日
駐車場:有