こんにちは、あゆみです!
突然ですが、紙ってどうやってできているか知っていますか?
私、恥ずかしながらぜんぜん知りませんでした。そんな私が、鳥取市青谷町にある 「あおや和紙工房」 のイベント 「因州和紙ができるまで」 に参加してきたのですが、これがもう、驚きと発見の連続で…!

木を切るところから始まって、蒸して、剥いて、叩いて、漉いて——気づいたら一枚のお手製和紙が完成していました。楽しすぎたこの一日、さっそくレポートしていきます♪
そもそも「あおや和紙工房」ってどんなところ?

鳥取市あおや和紙工房 は、鳥取市青谷町にある和紙のテーマパーク的スポット。
青谷町で受け継がれてきた 因州和紙(いんしゅうわし) は、歴史がなんと 約1300年!「因州筆切れず」という言葉があるほど品質が高く、今も書道半紙や画仙紙の産地として知られています。

館内では和紙の歴史を学べる 常設展示 のほか、和紙を使った企画展も開催中。取材日は 「因州和紙あかり展」 をやっていて、和紙越しにほんのり灯るあかりがとっても幻想的でした。

そして個人的に大興奮だったのが ミュージアムショップ!和紙のはがきや封筒はもちろん、アクセサリーや工作キット、染め紙 まで所狭しと並んでいて…。

「え、こんなものまで和紙で作れるの!?」の連続。お土産選びだけでかなり楽しめます♡
併設の café Berry(カフェ ベリィ) もあるので、ほっとひと息つけるのも嬉しいポイントです。
和紙の原料って、実は「木の皮」なんです

和紙の原料は主に 楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ) の3種類。
それぞれ繊維の太さや質感が違っていて、楮は丈夫な障子紙に、三椏はなんと 日本のお札 にも使われているんだとか!知らなかった〜。
原料から紙になるまで…和紙作り体験!

今回の体験では楮を中心に、原料から紙になるまでの工程をまるっと体験してきました。それでは行ってみましょう〜!
①まずは楮の刈り取りからスタート!

体験はなんと畑に出て楮を切るところから。何年もかけて栽培されたものを切らせてもらいました。
鍬(くわ)を斜めに入れて刃を滑らせるように切るのですが、これがけっこうコツがいる!力任せじゃダメで、角度が大事。
難しいところはスタッフさんが手伝ってくれたので、初めてでも大丈夫でした◎
②長さを揃えてカット&仕分け

刈り取った楮を運んだら、専用の器具で 同じ長さにカット。ザクッ、ザクッと小気味よい音が響きます。

木の太さによって用途が変わるらしく、仕分けがとっても大事なのだとか。原料の段階から「どんな紙にするか」が決まるなんて、奥が深い…!
③蒸し器でじっくり蒸す

カットした楮は 蒸し器 へ。蒸すことで皮がむきやすくなるそうです。もくもく湯気が上がる光景は、なんだかほっこり。
休憩タイム ランチはcafé Berryのコロッケ定食♪

蒸している間にお楽しみのランチタイム!併設の café Berry さんで コロッケ定食 をいただきました。
これがもう、ほっくほくで最高…!!!体を動かしたあとのごはんって格別ですよね。参加者のみなさんとおしゃべりしながらの食事も楽しくて、あったかい時間でした♪
④ 皮むき——コツをつかめばツルッと快感!

午後は蒸し上がった楮の皮をナイフで剥く作業からスタート。

最初はおっかなびっくりでしたが、コツをつかむと ツルッ ときれいに剥けて、これが気持ちいい〜!ただ、長時間やるのはなかなかの重労働。昔の人はこれをずっと続けてたのか…とちょっぴり遠い目になりました(笑)。
⑤ いよいよ紙漉き!これぞ和紙づくりのハイライト

そしてきました、みんなが想像するあの工程——紙漉き(かみすき)!
水の中で繊維をふわふわ浮かせて、道具を揺すりながらすくい取っていく。
職人さんが動画でサラッとやっているのを見たことはあったけど、実際やってみると 水って重い…!ちょっと傾けただけで繊維が偏るし、水の量ひとつで紙の質感が変わってしまうくらい繊細。
でもこの難しさが楽しかったです♪
嬉しいのは、失敗してもやり直しOK なところ。

繊維を水に戻してトロロアオイを加えれば何度でも漉き直せるんです。

素材を無駄にしない、環境にやさしい紙づくりなんだなぁ。
⑥ ハンマーで繊維をトントン!

乾燥待ちの間に、楮の繊維を ハンマーで叩いてつぶす 作業も体験。
しっかりつぶすと密度の高い紙に、あえて粗さを残すとザラッとした風合いに。

楮の皮を混ぜて味を出すこともできるんだとか。同じ原料でも仕上がりが全然違ってくるのが面白い!
私はダイナミックに叩きつつも、繊細さを出すように工夫してみました。トントンというリズムがけっこう癖になります♪
⑦ 型に流して、乾燥させたら—完成!

叩いた繊維をトロロアオイなどの液と混ぜて、型にそーっと流し込みます。

水気を切ったら脱水機にかけて、
最後は 熱い乾燥板 にぴったり貼りつけ。

じわじわ乾いていく繊維が、パリッとした一枚の紙に変わる瞬間——「できた…!」 って思わず声が出ました。自分の手で作った紙、めちゃくちゃ愛おしい。
体験してみて感じたこと

紙って普段なにげなく使うものだけど、くしゃっと丸めてポイっとしちゃうことも正直ありました。
でも一枚の紙ができるまでに、こんなにたくさんの工程と人の手が関わっていると知ったら、大切に扱っていこうと思いました。

和紙を作る職人さんが減っているのが現状だそうで、この素敵な技術がもっといろんな人に届いたらいいな、と思った一日でした。

因州和紙の体験は定期的に開催されていて、ランチつきのイベントもあるので お子さんから大人まで みんなで楽しめます。ものづくり好きさん、ぜひチェックしてみてくださいね♪
施設情報
鳥取市あおや和紙工房
住所:鳥取県鳥取市青谷町山根313
電話:0857-86-6060
開館時間:9:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)年末年始
























