4月25日開館!砂で造られた姫路城や清水寺。世界で唯一の「砂の美術館」で日本をテーマにした展示がスタート!|鳥取市

鳥取市の鳥取砂丘にある、世界初の砂像の常設美術館「砂の美術館」
2025年4月25日に「日本」をテーマにした新たな展示が始まりました!

目次

鳥取砂丘にある「砂の美術館」

鳥取砂丘の目の前にある「砂の美術館」
砂と水だけで造られ、会期が終わればすべて崩して砂に戻すというはかなくもある芸術「砂像」。
毎年テーマを変えて、一から砂像の制作をし展示が行われています。

今年のテーマは「日本」 世界遺産や日本の神話を砂像で表現

12か国・20人の砂像彫刻家が砂像制作を行いました!

2025年4月25日から始まる展示のテーマは「日本」
これまでも砂で世界旅行をコンセプトに、世界の国や地域がテーマとされてきましたが、日本がテーマになるのは初めてです!

入った瞬間に、圧巻の景色!
初めて訪れた方は「これが、砂だけでできているの…!?」と驚くはず。本当に繊細で、かつ迫力ある砂像ならではの美しい作品が並んでいます。

今回の展示では、日本の世界遺産や歴史上の出来事などを表現した19の作品が並びますが、中でも注目のものをご紹介していきます!

富士山、姫路城、清水寺が砂像に

会場の中央上部にあるのが、「富士山」「姫路城」「清水寺」の3つの世界遺産を構成した作品。幅20メートルを超える、今回の展示で最大の作品です。

建物の装飾まで細かな表現!
また複雑な形も驚きですが、砂で建築物の直線や硬さが表現されているのもすごい、と感じました。

歴史上の人物があちこちに!

卑弥呼

建築物の固さとは対照的に、肌の丸みや洋服のシワ、髪の流れる様子など柔らかく表現されている人物の砂像。

織田信長

今回の展示では、歴史の勉強で習った人物たちとたくさん出会うことができます!

スサノオノミコトとヤマタノオロチ

また、日本神話の一場面も迫力ある砂像に。
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する場面を表現した大きな砂像。オロチの牙がぶら下がったような状態で保たれているのがすごい…!

水が流れる演出で雰囲気UP

会場では水音も聞こえます

会場の作品の中には、本物の水が砂像展示の演出として使われています。
写真ではわかりにくいですが、姫路城や富士山の下にある石垣部分には水が流れています。

また、平等院鳳凰堂の前には水が張られ、水面に浮かぶ鳳凰堂が見えています。

会期は2026年1月まで!

写真を見ただけでもその繊細さに驚きますが、実物をみるともっと驚きに変わるはず!
鳥取砂丘からは歩いて5分ほど、屋内型の施設なので、雨の時や暑い時にも天候に関係なく楽しめる施設です。

この展示が見られるのは2026年1月4日まで。
ぜひ鳥取砂丘と合わせてお楽しみください~!

施設情報

鳥取砂丘 砂の美術館
期間:2025年4月25日~2026年
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
電話:0857-20-2231
開館時間:9:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:会期中無休
入場料:一般800円、小中学生400円、未就学児無料
<HP>

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