鳥取県米子市淀江町、温泉施設に併設した「トラフグ」が味わえるレストランをご紹介します。
淀江ゆめ温泉 白鳳の里

米子市淀江町にある日帰り温泉施設「淀江ゆめ温泉 白鳳の里」。
源泉かけ流しの天然温泉で、泉質はアルカリ性の単純泉です。
素晴らしい温泉なのですが……今回の目的地は、同施設内のレストラン!
レストラン ゆめ亭

施設内のレストラン「ゆめ亭」。
旬の食材の料理や弓ヶ浜半島の郷土料理「いただき」の定食など、幅広いメニューを提供しています。

ここで食べられるのが、陸上養殖のとらふぐ。
この施設の隣で養殖しているもので、大山山麓のミネラル分豊富な水と温泉の源泉水で育った、まさに名水育ちのふぐです。
おたふく御膳(要予約)

そのとらふぐを堪能できる定食、「おたふく御膳」。
てっさ(刺身)、てっちり(鍋)、天ぷらなど、色々な食感のフグを楽しめます。
てっさ(刺身)

まずはてっさから。
一度に何枚もいただく印象がありますが、弾力がある身なので、2枚くらいがちょうどよいとのこと。

食べてみると、潮の香り、あるいは臭みがなく、とてもすっきりした風味。
歯ごたえがあるので、噛むのもまた楽しいです。
天ぷら

抹茶塩をつけていただきます。
お刺身とは打って変わって、ふんわり、ふっくらとした食感。
歯切れのよいサクッとした衣との相性も抜群です。
てっちり

昆布で取った出汁で作る鍋。
ふぐの身が出汁を吸い、しっとりとした食感に変わっています。
ふぐの旨味と昆布の旨味が融合し、ふぐだけで食べる料理とはまた異なる美味しさ!
色々な食感、風味を楽しませてくれるふぐには脱帽です。
(てっちりの提供は3月まで。4月以降はふぐ蒸し焼きに替わるということです!)
ふぐ唐揚げ(アラ)

こちらはおたふく御膳とは別メニューの唐揚げ。
骨の周りのゼラチン質をしゃぶるように食べると、さらに楽しめます。
サクッとした食感と、ぷりっとした食感に、唐揚げ特有のコクが加わり、また異なる感触になりました!
まさに七変化という感じのふぐ、ぜひ召し上がってみてください。
なお、おたふく御膳の提供には、2日前までの予約が必要です。
お忘れのないようにご注意ください。
お店情報
白鳳の里『レストランゆめ亭』
住所:鳥取県米子市淀江町福岡1547番地
電話番号:0859-56-6801
営業時間:昼11:00~14:30(L.O14:00)
夜17:00~20:30(L.O20:00)
定休日:毎月第4水曜日(祝日の場合は翌日)
※営業時間・定休日は急遽変更になることもあるとの事です。
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