大山寺近くの旅館内にある
「自美恵堂HIGAMI(ひがみ)」
日ごろから数多くの観光客でにぎわう鳥取県の名峰・大山。
今回ご紹介するのは、その大山のお膝元、大山寺参道近くにある「自美恵堂HIGAMI」。
スキーや登山などの拠点として人気の旅館内にあり、ここで楽しめるランチが話題となっています。
大山宝牛ステーキ丼定食(1600円)
大山宝牛とは、大山周辺の地域で育った鳥取和牛を指すブランド牛。リブロースで肉質が柔らかく、ジューシーな味わいを楽しめます。
定食には、その大山宝牛だけでなく、タラの芽やタケノコなど旬の食材がふんだんに使われています。
お肉を一口頬張ると、一度噛んだだけで身がほどけるような柔らかさとまろやかな舌触りが感じられます!
味わい深い赤身と甘みのある脂は、決してどちらかが突出しすぎることなく、丁度良い塩梅で味覚を楽しませてくれます。
炭火で炙られていることもあり、肉の旨味だけではなく、その香りまでも楽しめるようになっていました!
炭火のほかにもこだわりがつまっており、掛かっているソースは大山宝牛のスジを煮込んで作ったものと、山椒の実からエキスを抽出したソースの二刀流!
大山宝牛の旨味を存分に楽しみながらも、山椒の爽やかさでアクセントも。
お肉好きには堪らない一品です!
春の桜御膳(2500円) (土日は10食限定、平日は前日までに要予約)
ステーキ丼の力強い味わいとは打って変わって、繊細かつ柔らかな味わいを予想させる春の御膳。
春野菜の天ぷら、桜鯛と白いかの造り、茄子・セリ・タケノコ・ふき・しいたけ・桜麩の炊き合わせなど、春ならではの食材で作られた品が並びます。
ご飯は白米ではなくタケノコご飯。タケノコの旨味をお米が吸収し、その風味を余すところなく味わえます。タケノコは掘りたてのもののみを使用し、新鮮さにも抜かりありません。
そして、ぜひ味わいたいのが春野菜の天ぷら。フキノトウの爽やかな苦みが、口の中をきりっと引き締めてくれます。
これら山菜も大山で採れたものばかり。
山がもたらした豊かな食の恵みを味わうことができるお店でした!
店舗情報
自美恵堂HIGAMI
住所:鳥取県大山町大山40-9
電話:0859-52-2338
営業時間:11:00~14:30
定休日:月曜・金曜