【津山洋学資料館】本物の「解体新書」が津山にあった!洋学の偉人が次々に生まれた歴史をたどる|岡山県

こんにちは( ˘ω˘ )
みなさんは小学生の時に勉強した
「解体新書」を覚えてますか…?

杉田玄白や前野良沢が翻訳した解剖学書です!

この本物を年間を通じて展示しているのが
岡山県津山市”
現在も「津山洋学資料館」の中に、あの解体新書があるんです…!!

目次

津山洋学資料館@岡山県津山市

岡山県津山市にある「津山洋学資料館」。
実は、津山市は江戸時代後期から明治初期にかけて、日本の近代化に貢献した優秀な洋学者を多く輩出しています!

その津山ゆかりの学者達の歴史資料を中心として展示する、全国的にも珍しい洋学を専門とする資料館なんです。

時代を追って、分かりやすく津山の洋学を理解できるようになっています。
それではなかに入ってみましょう♩

受付
洋学グッズも売っています!

《入館料》
大人 300円
高校生・大学生 200円
65歳以上 200円

GENPOホール

津山藩医で洋学者の箕作阮甫(みつくりげんぽ)の名前からつけられた【GENPOホール】。

津山洋学について説明した
約20分間の映像を上映しています。


洋学について何も知らない私のような方も安心。
わかりやすく歴史をたどっていくので、VTRが始まるとじっくり見入っていしまいました!!

常設展示室

館内の写真撮影はNGとなっております。
今回は許可をいただいたものを
特別にご紹介させていただきます!!

ターヘルアナトミア

この名前を聞いたことがある!という方も多いんじゃないでしょうか…。

【解体新書】の原本となった本のオランダ語訳書。この内容を知るために杉田玄白らは翻訳を決意したそうです。

星野木骨

世界初!木骨で作られた人体模型。
木製とは思えないほど精巧な造りにびっくり!!
思わずじーっと見てしまいました、、。

コーヒーカン

「珈琲」という当て字を考えた
津山藩医で洋学者の宇田川榕菴(うだがわようあん)。

その宇田川榕菴がスケッチを書き残した
コーヒーを沸かすための道具。

津山市にある「城西浪漫館」では、
このコーヒーカンを使って淹れた珈琲を実際にいただくことができます♡

日米和親条約の写し

ペリーが2度目の来航をし、
日本とアメリカは和親条約を締結。


学生時代に教科書で学んだなあと記憶をよみがえらせてくれるものが次から次へと…わくわくします!!

図書室・資料閲覧室

洋学の資料や本がずらりと並んでいる
「図書室・資料閲覧室」。
大学の先生や学者さんも多く訪れるそうです。

はじめて訪れた岡山県津山市に
これほど多くの洋学者の方々がいらっしゃったことに驚きました!!

小さいお子様から大人まで、わかりやすく楽しく洋学について理解することが出来る場所です。

みなさんも気になっているであろう杉田玄白と前野良沢の「解体新書」…。
撮影は禁止されていたのですが、細かい文字までじっくりと見ることができるほど、実物を間近に見ることができました!
気になる皆さんは是非足を運んでみてはいかがでしょうか…?

スポット情報

津山洋学資料館
◎岡山県津山市西新町5
0868-23-3324
http://www.tsuyama-yougaku.jp/
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】月曜日、祝日の翌日、12月27日~1月4日
【駐車場】10台

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この記事を書いた人

神奈川県出身。
CAとして全国を飛び回りながら、
この春鳥取に移住。
兼業としてna-na編集部の一員となりました。
一眼カメラと御朱印帳を携えて、
山陰のパワースポットを巡ろうと計画中!
全国各地の動物園の年パスを持つほどの
動物好きです。(特にコアラとパンダ)
記事を読んでくださった皆さまと一緒に
山陰の”好き”をたくさん見つけていきたいです。

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