元保育士で、現書店員で、子育て中の私たちがおすすめ絵本を紹介していきます。
まずは、ナナロク社の”たぷの里”
“対象年齢は0歳から100歳まで”という守備範囲がとっても広い絵本。
というのも、タイトルにもなっている『たぷ』は言葉でもあり音でもありますね。お話を始めたばかりのお子さんも発音したくなる音。
親子で一緒に『たぷ』を楽しめますね。
そして大人が見てもシュールでクセになっちゃう。
本当に0歳から100歳まで楽しめます。
単純なようで、クセになる魅力…。そんな不思議な世界観を体験してみてください。
もう一冊紹介したいのは、福音館書店の”こすずめのぼうけん”
この絵本は、文章の文字間隔と句読点の使い方がおもしろいなと感じます。自然にゆったりと優しい読み方になってしまうから不思議。
外国の絵本ですが、日本語が心地よいです。会話、オノマトペ、描写…気持ちよく読めます。
柔らかいタッチの絵も気持ちが落ち着く要素かなと感じます。
大人の方が「懐かしい~!」と手に取ってくれる、1977年に創刊された、長年愛されている絵本です。
書店では、絵本の選書をしております。何を選んだらいいか分からないという方、ぜひ一度お越しください。
母目線で選んだ育児本コーナーも、好評です!覗いてみてくださいね。
本屋のおしゃべり
今回は簡単に私の自己紹介をします。
早起きをして、ゆっくりとヨガをして、コーヒーを飲みながら本を読む時間が至福です。本好きな私が本屋に嫁げたという幸せ!
食べることも大好きです。店舗がある出雲市平田町には、trattoria814というイタリアンと、鍛冶屋と料理というピザ屋さんに、あづま堂というお菓子屋さん…など、おいしいお店がたくさんです!
保育士時代の経験を活かして、今は書店にて絵本の仕入れ、絵本選書を担当しております。
5歳の娘がいて、”ボンドでくっつけてお母さんと一緒にずっと一緒にいたい”と言ってくれます。今しかないこの時間を存分に楽しもうと思います。
書店には、母目線で選んだ育児本コーナーも作ってます。
育児に、仕事に、家事にバッタバタな私ですが、忙しくしてるのが私らしいなと思ってます!
どうぞよろしくお願いします。